運動実践学習会(平成28年7月)
毎月第2月曜日に実施している情報提供会の前半は、原則として各地区サポーターの司会進行によって運動実践をしている。
7月は二日市地区サポーターが当番なので、今回は二日市コミュニティセンターで行っている「地域型健康づくり講座」のプログラムをベースにして企画、運営することとした。
ストレッチの代わりに「笑いヨガ」を入れたり、三つのレクリエーションゲームを、参加者(他地区のサポーター)が3班に分かれて15分間隔で順に回って体験するなど、やや過密なプログラムになってしまったが、全員がよく理解して機敏に動いてくれたので、終了予定の11時45分を約5分超過したものの、ほぼ円滑に進行できた。当日の出席者数は95人、うち二日市地区サポーターは38人だった。
実施日:平成28年7月11日(月)
場 所:カミーリヤ内多目的ホール
プログラム 10:00-11:50
1.二日市地区サポーター挨拶 10:00-[4分]
2.笑いヨガ
- 【導入部分】
笑いは健康にいい
- 作り笑い、ほんとうの笑い、同じ効果(医学的に証明されいる)
- ストレスホルモンを減らして、しあわせホルモンを増やす
- ガン細胞をやっつける(NK細胞・ナチュラルキラー細胞を活性化させる)
- 【決まり事】
恥ずかしがらない、子供にかえったつもりで・・ ラフターの最中、3(下記)がはじまったら途中でやめて、いっしょに参加する)
- 手をたたくときは、指をいっぱいに広げて(手のひらのツボを刺激する)
- リズムをつける
- 下で2回たたいて(ホッホ、ホッホ)、ななめ上で3回(ハッ、ハッ、ハッ) (息を吐く・・・横隔膜が上がる、腹式呼吸になっている)
- 3を4回繰り返す
- 親指をたてて、右足を前に出して、イェー
- 左右下で叩きながら(やったー、やったー)、両手を上にあげて(イェー)(胴体を伸ばす)
- (6と同じアクション)いいぞ、いいぞ、イェー
15分間の予定だが解説と実践を時間内で効果的に行うのは難しく、当日は17分間だった。
実践の模様については、新宮町レクリエーション講座(平成27年9月2日撮影)
3.ラジオ体操
ラジオ体操は「軽快なリズムに合わせて、体全体の筋肉や関節をバランスよく動かす」有酸素運動で、有効に運動するには正しい体の動かし方をしなければならない。
ただし、ラジオ体操の解説と指導を担当した田中壽子さんも言うように、高齢者の場合には無理をして腰やひざを痛めぬよう、とくに気をつける必要がある。
健康づくり講座のプログラムはストレッチで体ほぐしをしてからラジオ体操の順でおこなっている。腰やひざの痛み、転倒リスクの予防については筋トレ(ロコモ体操)が基本メニューだ。
4.+10(プラス・テン)体操
考案者の森山暎子氏は「健康づくりのためのエアロビクス・エクスサイズ」に早くから注目し、スタディオパラディソを設立、「音楽を使った楽しいグループフィットネス」を幅広い世代に広げる活動をしている。また「10分ランチフィットネス」を提唱し、日常業務の忙しさや生活習慣にまぎれて運動を敬遠しがちな現役勤労者を主な対象にして普及、啓発を図っている。
今回の「+10体操」は、体ほぐし、有酸素運動、筋トレなどの要素を10分間のメニューに含んでいる。だれでも気軽な感じで参加しながら体も心もリラックスする効果が期待できそうだ。
9月のおーぷん♡(おーぷんハート、平成28年9月21日(水)14:00多目的ホール)は森山暎子氏に講師をお願いしている。
普段は出席しないサポーターも是非受講すべき内容と思われる。
5.レクゲーム
各ゲームの制限時間は15分 10:55-11:40 [45分]
a スイッチバック
3人組縦1列で列車をつくり、先頭が運転手さん、真ん中がお客さん、3人目が車掌さんという分担でゲームを開始する。1.「交代」と言われたら運転手さんは列の後ろにつく(お客さんが運転手になる)。
2.「乗り換え」の合図でお客さんは他の列車に移らなければならない。
3.「スィッチバック」では全員が反対を向く。
4.解体の合図が出たら全員がばらばらになって新しい3人組をつくる。
指示どおりできないであわててて走り出したり、お互いに混乱するところがおもしろい。
b シーツdeダーツ
シーツdeダーツはシーツ自体を的にして、ボール等を投げて得られた得点によって優劣を競う。今回はガンバルーンボールを使ったが、おはじき、丸めたタオルなどでもよい。
(得点)
シーツの中心部の内側の円は100点、外側の円は画像(クリックで拡大)のとおり50、30、20点、円の外は10点、境界線上の得点は各領域の合計点とする(例えば50+30=80点)。
(競技)
競技は3チームに分かれて、①最初は一人ずつ投げる、②次からは二人一組で、タオルにのせたボールを的に向けて飛ばし、チームの合計得点を競う。
c ヒューマンサッカー
2チームに分かれて、攻撃と守備を交互に行う。試合開始の合図で攻撃チームは守備チーム(椅子に座る)とジャンケンを始める。※横1列の人なら誰としてもいい。
最前列とのジャンケンに勝てば前進して次の列の人とジャンケンができる。(負けたらスタート地点に戻り、最前列からやり直す。衝突を避けるため走らない。)
守備の最終列(1名”ゴールキーパー”)に勝てばレイを1本獲得する。
今回は、制限時間になったら攻守交代、制限時間内にレイを5本獲得すれば攻守交代とし、制限時間をはじめの2回戦は各5分、つぎの2回戦は各2分で合計4回戦を行い、
獲得レイの合計本数が多いチームを優勝とする。